new







写真のスカートは1.8m使用しています。
幅最大 110cm
10cm単位の販売です
必要メーターを入力ください。
例 2mの場合は20となります。
<サンガネール ハンドブロックプリント>
ジャイプール市内を少し離れるとそこは物づくりエリア、こちらではバグルーとは違ったヨーロピアンテイストのハンドブロックプリントが盛んに作られています。
400年以上の歴史があり、その昔は王室の為に作られていました。
今では技術も変化し、サンガネールでは化学染料を直接プリントしていく捺染の技法が主流となっています。
伝統を残すバグルーと、時代と共に近代化したサンガネール。
今でも、沢山の工房があり、時代と共に形は変わりつつも、たくさんのプリント生地が国内外用に作られています。
<サンガネールの歴史>
ジャイプールの外れにある物作りエリアです、始まりは17世紀、当時生地を洗うための川が近くにあったためと言われています。
水質もより綿のアクがよりクリアになる水質だったため、サンガネール が選ばれたようです。
chhippa と言われる染めに携わるカーストによって作られていました。
chhippa はハマラジャや貴族などのスペシャルな生地を制作していました。
当時はサンガネール門 から布を持ち出すには、刻印が必要だったほど、特別な布だったそうです。
(今でもサンガネール の入り口には大きなゲートがあります)
<ハンドブロックプリントの歴史>
古くはハラッパ文明までさかのぼり、2000年以上の歴史があるインドのハンドブロックプリント。
当時の面白いエピソードなどを少し......
19世紀、インドの布はヨーロッパ各地で一大ブームが起こります。
ヨーロッパでは気候が合わず綿が育ちません。
当時のヨーロッパの衣類は麻や、ウールがメイン。染色の技術もあまり優れていませんでした。
当時の人々は、インドの羽衣のように軽い綿布に絵画級の美しい文様が配された布がさぞかし新鮮に写った事でしょう。
しかも、染めの堅牢度も当時のヨーロッパの技術に比べはるかに高い技術ときたら、ブームが起きないはずがありませんね。
人々の熱狂とは反して、国内繊維産業を守るために、フランスではインドの更紗布の使用、そして輸入禁止例が長いこと布かれました。
しかし、貴族などの間では、禁止例の間も、沢山のハンドブロックプリントコレクションは富の証でもあったそうです。
歴史をも動かしたハンドブロックプリント布の面白い歴史ですね。
※ハンドブロックプリントは全て手仕事での制作ですので、一反一反全く同じ色ではありません。
若干の色の違いが生じることが多いので、ご理解の上お求めください。